熊本市河内町の農地石垣です。
安山岩
雑割石・野石
野面の布積みです。
面木(おものぎ)の棚田です。
隣に平安時代に歌に読まれた鼓ヶ滝があります。
ここは、小さくて比較的もろい赤みがかった安山岩が出ますので、それを使って丁寧に積んであります。
この奥に、宮本武蔵が五輪書を書いた霊巌洞という洞窟があります。
その地域は松尾町平山という地区で、ここにも芸術的な石垣の棚田がありますが、耕作放棄されています。
本当にもったいない。
さて、熊本市河内町といえば「河内みかん」といわれるくらいのみかんの里です。
みかん畑はほとんどすべて石垣で出来ています。
なかには、お城の石垣ばりに隅角部の天端石に反りをかけている石垣もあります。
どことなく、熊本城の石垣に似ているのは、文化ですかね。
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