治水神社 |
宝暦治水という治水事業に携わった薩摩藩士平田靱負を祭神とする神社です。
木曽三川の治水工事に薩摩藩が関わったことは驚きですが、
工事自体がかなり過酷だったようで、感動しました。
宝暦治水自体は、治水事業としては不完全なものに終わったようです。
木曽三川の治水の完成は、治山をセットとして扱った明治の治水事業をまたなければなりません。
とはいうものの、宝暦治水で作られた締め切り堤(千本松)を見ると苦労がしのばれます。
神社は、檜皮ふきの美しい神社でした。社務所の方に宝暦治水のパンフレットをいただけます。
治水事業の業績は全うに評価されていたのか、明治の元勲といわれる人々の残り香も感じられます。
治水神社のもう少し南に、近代治水百年碑があります。
こちらには、デ・レーケと平田靱負の紹介があります。こちらもお勧めです。
治水神社のお隣に国営木曽三川公園があるので、駐車はこちらにすると良いかと思います。